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毎日の生活の中で光ったことを書きとめます
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2015年 05月 16日

パプーシャの黒い瞳

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現在のポーランドにあたる地域を、馬車を連ねたキャラバンを組んで旅をしていたジプシーの社会に生まれた実在の女性詩人”パプーシャ”ことブロニスワヴァ・ヴァイス(1910~1987)の生涯、時代を描いた映画。
 
 文字を持たないジプシーであるが、パプーシャは文字に興味を持ち、独学で文字を覚えて日々の生活のことを言葉にする。彼女の詩人としての才能を見出した男性がそれを出版したことで、彼女がジプシーだけしか知らない秘密を漏らしたとして、ジプシー社会から追放され孤独を生きていかなければならなくなる。

彼女の晩年から映画は始まる。第二次世界大戦をはさんで時代は遡ったり進んだり、また古い話にもどったりする。いろんな時代のエピソードが彼女に関する情報のピースをはめ込んで、最後に彼女の全体像が明らかになったところで映画は終わってしまう。

2013年に製作された映画であるのに白黒、しかしそれが何とも美しい。大自然が光り輝いている。

旅暮らしから強制的な定住を余儀なくされたジプシーであるが、自然の中で生きていく知恵を持ち、あふれ出るような音楽を持ち、偏見や非難されても言い返す逞しさがあった。文明社会の人間と比べて劣っているとか、不幸であるとか果たして言えるだろうか? 

一緒に見に行った友人曰く 「これはきっと物語を凌駕しているね、文章では湖に太陽の光が当たっている光景など美しい雄大な自然をここまであらわせなかったよね」

時代の先頭を走る勇気ある者が多大な代償を払ったのだ。
美しい映像とともに、彼女の詩が歌となって流れる。本物の映画を見た気がする素晴らしい!!


十三の第7芸術劇場で29日まで上映中です。詳しくはこちら



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by tuyatuyawatako | 2015-05-16 23:41 | 映画 | Trackback | Comments(0)
2014年 12月 28日

マダム・イン・ニューヨーク

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掲載する時期を逸してしまい、今はもう終わってしまったのですが、今年観た中で一番よかったのはインド映画です。
主人公の主婦、シャシが親戚の結婚式の手伝いをするために、インドからニューヨークに一人で行きます。彼女は英語が話せません、それで子どもに馬鹿にされたり、夫からはお菓子だけ上手に作れる妻として見られています。
英語が話せないためコーヒーショップで満足に注文もできなくて情けなくなり、誰にも内緒で、語学学校に通う決心をします。
そこでシャシが、母、妻でなく一人の女性としてニューヨークで目覚めていく物語です。彼女に恋するフランス男もいい。
語学学校の場面が多く、交わされる英語がたどたどしくても、よくわかります。英語学習としても楽しいです。
またシャシを演じるシュリデヴィが毎日違った色鮮やかなサリー纏った姿は美しくてとても魅力的です。
シャシの気持ちはたいていの女性の観客にとって自分を代弁してくれているようなので応援したくなるのです。
これはインドの新人女性監督ガウリによる映画だと聞いてやっぱり!!と納得がいきました。
最後の姪の結婚式の場面でシャシがどうするか?見てのお楽しみ。私は泣いてしまいました。

お正月にもう一度DVDで観たいナンバー1の映画です。


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by tuyatuyawatako | 2014-12-28 00:21 | 映画 | Trackback | Comments(0)
2014年 11月 16日

マダム・マロニーと魔法のスパイス The hundred-foot journey

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今、上映中の映画です。いろんな料理が次々とでてきて匂いまでしてきそうです。
美味しいものを食べると人は幸せな気分になります。それは民族、思想、歴史、年代を超えて共通のものです。
それを楽しいコメディにして、たまにホロリとさせられ、そして最後、ご馳走を食べた後のようにほっこり感を味わえました。
物語は南フランスの名門レストランとその向かいに引っ越してきたインド料理店とのバトルで始まります。
このインド料理店の家族がめちゃくちゃ元気があって楽しい、実は悲しい過去を経てここにやって来たのですが、馴染みのない異国に料理店を開いてお客を呼び込もうというガッツは半端なものではありません。
それがフランス料理店と派手にぶつかりあうのですが、どうなるか?は見てのお楽しみ。

原題の The hundred-foot journey は インドからロンドンを経てフランスにやってきた家族の遠い旅と、知らない者同志が理解し合うまでのはるかな道のりを表しているのかなと思います。
 この映画で話される共通の言語は英語、それがとても聞きやすいのも嬉しかった。



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by tuyatuyawatako | 2014-11-16 13:07 | 映画 | Trackback | Comments(2)