一気に読んだ「たまご先生」 |
私も短大を卒業し3年半ほど保育士をしたことがある、その頃のことがよみがえり、登場した子どもたちが、私の知ってる子どもたちと重なった。子どもたちも一人ずつ個性があり違う、そこがきちんと書き分けられているのが何よりこの本は面白いと思った。
彼女は交通事故や病気で仕方なく18年で保育士の仕事を離れ、書くことに専念してきたが、もし続けられたら保育士の仕事だけで最後まで全うしたかったと語った。この本の主人公に彼女の思いをバトンタッチしたかったんだろうなと考えた、彼女が保育士の仕事を断念しなければならなかったことは残念であるがこの本を読者に届けてくれたことは有難い。保育士になりたい人はこれを読めば、ますます保育士の仕事に魅了されること請合い、是非読んでほしい本である。
そして人には得手不得手があって、私は地図が読めても、とてもこんな本は書けない事に思い至った。
「たまご先生」 かもがわ出版 佐々木智子作 定価1680円
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